知る人ぞ知る、大淀町大阿太高原で梨づくりとともに生きる
大淀町ってどんな町?
大淀町は奈良県中部、吉野川右岸に位置する大淀町。世界遺産にも認定される吉野熊野地方への玄関口です。今回のアグリワークの舞台となるのは大阿太高原。
梨の産地である大阿太高原は、明治初期から100年以上の歴史があります。海抜250mの丘陵地帯であることから、昼と夜の温度差があり一日中太陽の光に恵まれています。さらには、ミネラル分を多く含む赤土粘土質の土壌が梨の甘みを引き出してくれます。
生産者さんの想い
大淀町の梨農家さんは、人情深く、アットホームで、個性豊か。各々こだわりの栽培方法や独自の経営をしており、熱い想いを持っています。みなさんにも農業の魅力や農業に対する知識を知ってもらえれば幸いです。
今回募集する梨の仕事について
ワーカーさんの募集がされるのは、生育期間(4月~6月)と収穫期間(9月)となります。ある程度のスピードや質が求められることや、同じ作業が続くという点は理解していただく必要がありますが、農家さんが丁寧に教えてくださるので未経験でも全く心配はいりません。女性でも安心の働きやすい環境です。
生育期間(4月~6月)
1)受粉…
梨の花(雌しべ)に花粉をつける作業です。同じ品種同士の花粉では受精・結実しない性質をもっているため、他品種の花粉を人の手でつけてやる必要があります。
2)摘果…
交配で結実した果実を適切な数に減らす作業です。形が良く大きいものや軸が長くしっかりしたものを残し、変形や虫害のあるものはハサミで落とします。そうすることで、養分の分散を防ぎ、甘くて大きな梨が育ちます。
3)袋掛け…
病害虫の被害の防止と梨の実の品質向上のために行う作業です。二十世紀梨については、小袋と大袋の二種類を被せることで、表皮のキメの細かい肌になります。
↑梨に袋がかぶさっている状態
収穫期間(9月)
1)収穫補助…
農家さんが収穫したものを選果台まで運搬。穫り頃が見分けられるようになれば収穫も任されるようになります。
2)選別や包装…
サイズの仕分けをした後、形や品質ごとに選別し、出荷するものの包装およびパック詰めをします。
3)直売所の接客…
基本的には農家さんが主となりますが、売り場が忙しい際にはワーカーさんに手伝っていただきます。
この他にも状況や本人の適正に応じて発送準備や伝票記入など、仕事はいろいろなものがあります。大淀町の梨農家さんは生産から消費者への販売まで一貫してやられているので、アグリワークの中でもこうした販売や接客のお仕事があるのは珍しいですね!
また、各生産農家さんによっても仕事内容は異なりますので、詳しくは各農家さんの求人内容をしっかりとご確認くださいね!
滞在期間中の住まいについて
ゲストハウスまたはシェアハウスでの滞在となります。
農家さんによって異なるため、詳しくは求人情報ページにてご確認ください。
最後に
大淀町について少しはイメージしていただけましたでしょうか?代々続く梨づくりを皆さんと一緒にもっと盛り上げていけたらと思っています。ぜひこちらのアグリワークについても一度ご覧くださいね!お問合せやエントリーをお待ちしております。
大淀町 エリアコーディネーター 梅田咲愛