奈良県
月ヶ瀬

4月-8月 大和茶と宇治茶栽培の地、奈良県月ヶ瀬エリアで日本茶の生産に携わる!

奈良県北東部に位置する月ヶ瀬エリア。もともとは月ヶ瀬村ではありましたが、合併し、今は奈良市の一部となっています。

そんな月ヶ瀬の特筆すべきものといえば、お茶畑と梅畑。月ヶ瀬梅林は梅が満開のシーズンになると毎年沢山の人たちが観光に来ます。そしてこの町の「生業」といえばお茶。京都や三重との県境に位置しているこのあたりのエリアは、古くから茶産地として繁栄してきている歴史があるんです。

(毎年恒例の新茶の手摘みの風景。このお茶は特別で皇室への献上茶だそうです。)

そんな奈良県奈良市月ヶ瀬エリアで、お茶のお仕事をしながら地域のシェアハウスで暮らすアグリワーカーを募集します!毎年ここに集まってくるワーカーさんはユニークで経験豊富な方々が多く、皆さんの人生の経験値がアップデートされる事は間違いないでしょう。


月ヶ瀬のお茶の特徴

エリアを流れる河川と昼夜の寒暖差など、自然の恵みがこのエリアのお茶を美味しく育ててくれている事は言うまでもありませんが、そんな月ヶ瀬エリアの茶農家さんが愛情込めてつくるお茶は、主に「大和茶」のブランドとして世の中に出ていくんです。

奈良県の県境に位置する月ヶ瀬エリアは、少し車を走らせればもうそこは京都だったり三重だったりとなかなか面白い地理的要件で、京都に入る京都府唯一の村である南山城村に入り、そこもまた有名な宇治茶の産地。とにかく大和茶や宇治茶の原料となる茶葉がこのあたりのエリアで作られているのは言うまでもありません。


気になる期間中のお仕事

すでに京都府の和束町や南山城村のエリアページをみてくれている人なら分かると思いますが、月ヶ瀬でもやはりお茶の収穫期にあたる5月から7月が最も忙しく、沢山のワーカーさんのお手伝いが必要になります。中でもこのエリアの特徴は平坦な地形が多い事もある地の利を生かした収穫方法。

茶畑収穫用のトラクターを駆使して旬の茶葉を収穫していくのです。これがまたすごい迫力と効率。山間部の茶畑ではなかなかお目にかからない光景がこのエリアにはあります。

そんな中でワーカーさんに期待されている事は、 

  • テックスとよばれる遮光ネットをめくる作業。
  • 収穫された茶葉を軽トラックまで運ぶ。
  • 軽トラックを製茶工場まで運搬する。

この3つのお仕事が中心になってきて、それに関わるような事も少し組み合わせながら、現場の農家さんたちと一年に一度の収穫シーズンを乗り越えていきます。このあたりのエリアでは、茶園栽培の効率化に力を入れているので、ワーカーさんが来てくれることによって、1日あたりに収穫できる茶葉の量に影響する。ワーカーの皆さんにはそういうところが期待されています。仕事自体はどなたでもできるような内容ではありますが、やはり季節的にも暑くなってくる中での畑のお仕事。熱中症などにはしっかりと気をつけながら働いてくださいね。

そして、軽トラックでの運搬業務もかなりのウェートをしめてくる現場が多いので、MT自動車運転免許を持っている方はとても重宝されます!


月ヶ瀬での暮らしは愉快な仲間とのシェアハウス暮らし

さて、月ヶ瀬エリアでのお仕事が決まれば、次に気になるのがこのエリアでの暮らしについて。今回私たちがワーカーさんのために用意させてもらう家は、築100年の大きな古民家。もともと奈良県東部エリアの地域おこし協力隊の任期を終え、この地に移住し、茶農家に新規就農した川崎健次さんが自身も住みながら夫婦で管理をするシェアハウスとなります。


(シェアハウス共有スペースはこんな感じです。)

家の雰囲気はなんとなくつかんでもらったところで、気になる条件面は、

  • 基本一人部屋、希望の方には二人部屋も
  • お風呂、トイレ、炊事場やリビングスペースなどは共有
  • 家賃 一人部屋1000円/日 二人部屋600〜700円/日(ガス水道光熱費+日用品+調理器具と調味料+お米食べ放題込み)
  • 無料wifiあり
  • シェアハウス管理人も同居

茶農家さんたちが一年で最も忙しくなるこの時期は、外からたくさんのワーカーさんに来てもらう必要がありますが、まだまだワーカーさんを迎え入れるための居住空間は不足しているのが現実。ただ、そんな中でも、少しでも来る皆さんに快適に住んでもらおうという思いで、茶農家兼シェアハウスオーナーの川崎さんが一緒に住みながら、皆さんの相談に乗ったり、時にはみんなでBBQしたりと、少しでもこの期間をより良いものにすべく、暖かく迎え入れてくれますので、初めての共同生活にチャレンジしようって方も、是非この愉快な月ヶ瀬暮らしを堪能してみてくださいね!

(とあるシェアハウスの夜、シェアメイトを囲んでのBBQ)


周辺施設情報

3ヶ月など、長期で滞在する時は周辺施設も気になるところ。ここでは暮らしに役立ついくつかの情報を提供します。

農産物直売所(湖畔の里月ヶ瀬とふれあい市場)

やっぱり田舎暮らしをするのであれば地元のスーパーに顔を出して、地元の食材を使うのが一番!この直売所では季節の野菜が毎日並ぶので、旬の野菜はこういった場所で買うことをおすすめします。もちろん、足りないものも出てくるのでそういうお買い物は車で20分の伊賀市までいけばたくさんありますよ!


月ヶ瀬温泉

居住エリア内に温泉があるのもいいですよね!期間中はやっぱり外のお仕事。からだをたくさん動かすので、たまには温泉に入って、日々の疲れを癒してくださいね!他にもおすすめ温泉、銭湯があるのでお気に入りのお風呂を探してみてください♨︎


最後に…

山と川に囲まれ自然豊かな月ヶ瀬エリア。ちょっと高台にあるので景観も最高です。地元の方は親切で中にはユーモアある方も。近くには移住者さんもいるのでいろんな話ができるかもしれません。一緒に月ヶ瀬で働きたい、そう思ってもらえたなら是非ともこのエリアの求人情報をチェックしてみてくださいね。

ここまで読んで頂き有難うございます。皆さんとの出会いを楽しみにしています!

月ヶ瀬の農繁期

5月~7月 9月~11月
初茶、二番茶などで忙しい春〜夏の時期と、秋番茶を刈る時期の秋が主な農繁期です。

月ヶ瀬のコーディネーター

山下丈太(やましたじょうた)

株式会社アグリナジカン 代表。これまでに和束町でワヅカナジカン援農プロジェクトを主宰し、そのノウハウを生かして新たな農業求人のかたちをつくるべく、全国にその仕組みを展開しようと同会社を立ち上げる。また地域コーディネーターを兼務しており、和束町やみなべ町の他、複数エリアを担当している。

川崎健次(かわさきけんじ)

月ヶ瀬の地域おこし協力隊として月ヶ瀬に派遣されてきました。月ヶ瀬の人の人柄と、豊かな自然に魅了され移住。月ヶ瀬で仕事がしたいと思いお茶農家に新規就農しました。現在は地域コーディネーターとして月ヶ瀬のお茶農家さんと季節バイターさんをつなぐほか、バイト期間中のシェアハウス管理も行っています。

どこで働けばよいか悩んでいる方へ

アグリナジカンでは、農家さんと援農者をうまくマッチングするためのコーディネーターがいます。

コーディネーターは、各エリアの農家さんの人柄や農業のやり方、方針をよく知っています。そして、アグリワーカーさんの個性や性格、向き不向きなどを知った上で、農家さんを紹介するようにしています。

どの農家さんで働けばよいか、またはどのエリアで働けばよいか悩んでいる方は、まずざっくりとコーディネーターに相談してみてはどうでしょうか。あなたにあった農家さんを紹介してくれます。

とりあえずコーディネーターに相談してみる

※相談には、アグリワーカー登録・ログインが必要です。

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