京都府
和束町

小さくて大きな変化

暮らし

こんばんは。中村です。
前回の投稿からだいぶ時が経ってしまい…季節は春へと移り変わりつつあります。
日中、暖かく過ごせる日がでてきて嬉しくなります。ですが夜はまだまだ冷え込みがきつく、こたつが手放せません。

(1月上旬に咲いた庭の梅の花。今もたくさん咲いています)



半月ほど前から、毎日のようにウグイスの声を聞けるようになりました。朝から澄んだ優しい声で鳴いてくれるので、とても癒されます。
朝はたいていバタバタしているのですが、休みの日などは家でくつろぎながらに聞けるので、贅沢だなぁと感じています。


家の回りではキジの鳴き声もちらほら聞こえるようになりました。家の裏に空き地があるのですが、縄張りなのか、時々オスのキジがやって来ます。
キジは「ケーン」と鳴く、と何かで聞いたことがあるのですが(桃太郎かな?)、個人的には「ポッポッー」と蒸気機関車の汽笛のように鳴くなぁと思っています(汽笛を生で聞いたことはないのですが)。

鳴き声がすると勝手口をそーっと開けて観察するのですが、警戒心が強いためすぐに見つかり「ケッ、ケッ、ケー」とニワトリみたいに鳴いて飛んでいってしまいます…(いつも驚かせてごめんね)。


鳴き声といえば、秋の夜にはシカがよく鳴きます。初めて聞いた時は、誰か女性が悲鳴をあげてる!?と思い、怖かったです(笑)。シカと分かってからは安心したのですが、もの悲しい声で鳴くので、聞くとなんだかしんみりとします。
ちょうど今頃はシカの角が生え変わる時期だそうで、散歩中、茶園の上に角が落ちているのを見つけたことがあります(笑)

(最初はヘビだと思いました…)



とりとめのないことをつらつらと書いてしまいましたが、
和束で暮らし始める前は、カエルもセミもいつの間にか鳴いているものでした。

ですが今は、カエルやセミの初鳴きを聞くと嬉しく感じるようになりました。

地元やかつて住んだことのある街では、季節の移り変わりは天候やメディア、スーパーに並ぶ商品などで知っていました。しかしここではいつも、生き物や植物などの自然が教えてくれます。

実は私は町内で何度か引越しをしており、今は比較的町中に住んでいます。それでもたくさんの生き物に出会える・声を聞けるので、本当に自然と隣り合わせの地域なんだなぁと感じます。
(生き物との共存、なんてきれいな言葉で収めることはできず、様々な問題がありますが…それはまたの機会に)

自然が好き、生き物が好きというのもありますが、五感を使った感覚的なことを、日々の暮らしの中で自然と大切にできる。
外から情報を与えられるのではなく、自らの感覚を使って感じ取ることができる。そこに私は歓びを感じます。
それが私が和束に住み続ける理由のひとつなのかな、と思います。



最後に、イベントの告知になります!


「田舎暮らしについて赤裸々に語る!オンライン女子会 京都山城地域~和束町編~」にゲストスピーカーとして参加させていただくことになりました。

日時:3月13日(土) 14:00~15:30(終了後、30分ほどフリータイムあり)
会場:オンライン会議システム zoom上
定員:10名(先着順)
参加費:無料

お申込み・詳細は下記リンクをご覧ください。
https://www.kyoto-iju.jp/event/20210313

女子会とありますが、男性もご参加いただけます。まだお席あるそうです!
ご参加お待ちしております~


                                           中村 広美

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