こんにちは!
アグリナジカン代表の山下です!農業で「働く」を応援するをコンセプトに、現在7つのエリアにて収穫繁忙期の農家さんと農業や田舎暮らしに興味のあるワーカーさんをおつなぎすることをミッションに事業を展開しています!
この度、アグリナジカンの今後の規模拡大に向けて、地域コーディネーターを増員すべく、地域コーディネーター養成プログラムをつくりました。2か年のプログラムにて、2年目には実際にコーディネーターとしての活動もスタートできるように設計しています。
農家さんやエリアの拡大により今の体制ではもう限界!!
2019年に会社を立ち上げて今年本格的に始動して2年目を迎えています。現在私たちのサイトに登録してくれているワーカーさんは200名程度。2021年の春には57人のワーカーさんを全国の素敵な農家さんのもとへ送り届けてきました。一般的な求人広告などと違い、ワーカーさんとのヒアリングにはじまり、農家さんの状況把握、住居環境の確保など、ワーカーさんが農家さんのところにたどり着くまでには多岐にわたるタスクが存在しており、そこを丁寧にやっていくのが私たちの役目だと考えています。このコーディネーション業務がこの会社の一番の強みであり、今後の伸びしろでもあります!(つまりまだ道半ば)
地域コーディネーターという仕事
私たちの考える地域コーディネーターとは、関わる農家さんとアグリワーカー(弊社アグリナジカンに登録してくれているワーカー)の間にいて、双方の希望なども考慮しながら、繁忙期の人手不足が解消されるように、日本全国の農家さんのもとへワーカーさんをおつなぎする人のことを指します。イメージとしては、各コーディネーターには担当のエリア(自身が活動の拠点としているエリア)というものが存在していて、そのエリア内にいる農家さんの情報を日々アップデートしながら、そこのエリアの農家さんの求人情報などを公開しつつ、その求人に興味のわいてくれたワーカーさんを丁寧にヒアリングして、採用に向けたフォローをしていく。とこういう流れになります。
コーディネーターの具体的な仕事としては、
- エリア情報の作成
- 求人情報の作成(農家さんの取材)
- 日々の活動のブログ記事
- アグリワーカーさんとのヒアリング
- 採用に向けた各種細かな調整
- 住居環境の状況把握と改善
- アグリワーカー採用後のアフターフォロー etc
今ざっと思いつくだけでも上記のようなタスクが存在しています。一見さほど難しい業務ではなさそうな感じでもあるのですが、ひとつひとつのタスクには注意すべきポイントというものがあって、特にアグリワーカーさんとのヒアリングや農家さんとの関係性の構築など、やはり人と人の関わる部分においては、なかなか難しい側面が存在しています。今回のコーディネーター養成プログラムでは、これらタスクひとつひとつについて深堀りしていきつつ、最終的にはアグリナジカンの地域コーディネーターとして私たちがコーディネーション業務を皆さんに委託できるレベルまでもっていきたいと考えています!
なお、プログラムは一部の内容を除き、基本的にオンラインにて提供していく予定にしていますので、場所は問いませんし、例えば学生さんや、今は別の仕事をしているけども将来的には地方でフリーランスで生きていこうと考えている人なんかでも参加していただけます!
コーディネーターの報酬っていくら?
コーディネーションそのものには興味はあるものの、長く続けていこうと思うとやはり気になるのが報酬の部分ですよね!もちろん、本人の能力やコーディネーション業務をどこまで任せるかによっても変動はしますが、一例で説明させていただきますと、
そもそも私たちの会社は求人を掲載し、その求人案件に対してワーカーさんを紹介して採用になって初めて利益が発生します。農業分野に特化している私たちの会社では、紹介したワーカーさんのその期間における労働時間に対して、時間当たり250円(税抜き)を紹介料としていただいているんです。
地域コーディネーターには、担当しているエリアの農家さんへワーカーを紹介した際の紹介料の50‐70%をそのコーディネーション料としてお支払いします。つまり完全実績ベースのいわば個人事業と考えていただければわかりやすいですね!
あるエリアにおいてコーディネーションをしているとして、担当する農家さんのもとにワーカーさんを紹介しました。その方が3か月間働いてくれて、合計で600時間働きました。この場合の報酬合計は
600時間×250円×0.7=105,000(税抜き)
働いてもらう期間や必要なワーカーさんの数などはエリアによってさまざまなので一概には言えませんが、例えば毎年アグリナジカンでも紹介させてもらっている京都の茶産地和束町を例にとってみると、
今年は11件の農家さんにのべ15名のワーカーさんを紹介し、皆さんの労働時間の合計は6239時間でした。
しっかりと現実をみてもらいたいので数字を躊躇なくだしました。(笑)
そう、人口4000人に満たない小さな町の茶農家さんと関わり、3か月間で約150万円の紹介料が発生します。その7割がコーディネータの報酬になるという事です。もちろん、これだけの売り上げを維持・向上させることは簡単なことではありませんが、まさにそういったところをしっかりと学んでほしいのです。
このコーディネーターの仕事はエリアの規模によってその売り上げも当然変わってくるので、本人のライフスタイルに合わせて、もちろん仕事は全力でやってもらいますが、無理のない設計ができると考えています。
どんな方に参加してほしい
このプログラムは、ある意味ではアグリナジカンのインターンシッププログラムとも言えます。実際に私たちが日々実践しているコーディネーション業務について学び、そのノウハウを習得した後には自分のスキルとして、各々が選んだフィールドにおいて、アグリナジカンの地域コーディネーターとして実践していただく。そしてそれが生業の一部にもなってくる。
なので、今後のライフスタイルの中でコーディネーション業を身に着けてそれをひとつのスキルとして生きていきたいって思う方ならどなたでも参加する価値はあると思います。その中でも私たちはとりわけ、ローカルエリアや農家さんに特化した紹介事業を実践していることもあるので、以下のような方には是非とも参加いただきたいなーと思います。
- 現在はまだ就職していない学生だけど、将来的に日本のローカルエリアを盛り上げるような仕事がしたい
- すでにローカルエリアにて地域活動を実践しているものの、何かもうひとつ生業になりうるような仕事がしてみたい
- ローカルの農家さんと関わるような仕事を通じてそのエリアを盛り上げていきたい
- 将来職業紹介事業で独立して起業したい
- 地方移住を考えているものの、何で生計をたてていけばいいか悩んでいる
- コーディネーター業に興味はあるものの具体的に何をどうしたらいいかピンとこない
とにかくやる気があって、このコーディネーションに興味があるって方はまずは気軽にお問合せください!そこからスタートしていきましょう。
プログラムの内容について
ここまで読んでいただきありがとうございます。ここまで読んでいただいた時点で興味持ってもらえてる方は、いよいよ気になるのが具体的にどういう内容がこのプログラムに盛り込まれているかってところじゃないかと思いますが、その内容については大まかには以下のとおり
- 月2回のオンライン勉強会
- リアル版コーディネーター合宿@和歌山県(年1回)
- アグリワーカーとして実際に農業の現場で働く
基本的に継続して実施していくのがオンラインの勉強会となり、そこで様々なノウハウを共有していきながら、年に一度の合宿にてリアルに対面し、コーディネーション業のなんたるかを深めていきます。また、農業の現場を知るという意味でも、実際にアグリワーカーとして、本人のスケジュールとも相談しながら、一定期間の経験をしていただくこともプログラムの一部として行います。
大きなイメージとしては1年目にインプットの大部分を、2年目は自身が設定するフィールドを中心に実際のコーディネーション業スタートに向けたエリアの発掘や農家さんとの関係性構築といった準備のフェーズを私たちと一緒に実践していきます。準備が整った方から実際にアグリナジカンとしてエリアと農家さんの求人を公開していき、業務がスタートする、といったイメージです。
私たちも初の試みではありますが、これまで農家さんとワーカーさんを実際につなげてきたという経験値があります。この経験値を一人でも多くの方とシェアし、農業で働く現場を開拓し、より多くの方に新しい生き方の提案ができればと考えています。
プログラムの参加費について
いよいよこのページも佳境です。プログラムに参加するための参加費について、こちら、完全無料で参加いただけます。(笑)
なぜなら、わたしたちアグリナジカンが、未来に地域コーディネーターを求めているから。もちろん合宿参加のための交通費や現地滞在などにかかる実費の費用は発生しますが、それ以外で費用がかかることはありません!コーディネーション業に興味があればどなたでも参加いただけます。(ただし定員は1クールにつき5名まで)
エントリーについて
まずはこちらのページよりエントリーしてください。(エントリーするためにはアグリワーカーの登録が必要になります。)また、エントリーを前向きに考えている方で、もう少し詳しく聞きたい、質問がある、そんな方はお気軽にお問い合わせくださいね。