代表探検記〜アグリナジカンのすべて〜

代表体験記

「農業で働くを応援する」から「新しい生き方の提案」へ

ストーリー

「農業で働くを応援する」から「新しい生き方の提案」へ

皆さんこんにちは! 

アグリナジカンの代表探検記、前回はそもそも有料職業紹介業ってなによって話をしましたが、 今回はその紹介業をとったアグリナジカンの目指すところについて。 「農業で働くを応援する」から「新しい生き方の提案」へ。 ズバリ、アグリナジカンを通じて新しい生き方の提案ができればと考えています。

農業のこれまでとこれから、働き方に対する考え方 

例えば代々農家の家系に生まれた人が、親の跡を継いでまた農家になる。それはこの農業の世界では昔からよくある事でした。 こうした世襲の文化は土地や機械、そしてこれまで何代もの世代で培ったノウハウを継承していく、素晴らしい仕組みだと思います。 日本の一次産業もこの世襲の文化で維持できればそれにこした事はないのですが、ご存知の通り、今の日本はけっこう危機的な状況ですよね。農業労働人口の減少、そもそもの農業人口の高齢化などがそう。 若い世代に農業を担ってほしい、AIをもっと導入してスマートな農業にシフトしていかなければ、色々と課題がありますがなかなかその解決の糸口を掴むまでには至っていないのが現状。 

一方でそもそもの生き方や働き方も今、ひとつの転換期に来ているように思う方も多いのでは? 戦後のGHQ下での政策、高度経済成長期を経て、良くも悪くも日本人のライフスタイルは変化して、産業においては分業制がすすみ、企業に勤めるという形、公務員として公共の仕事に関わるという形が一つのスタンダードになってきましたよね。 勤続年数が長いと給与は上がっていき、退職金もあって、よし、マイホームを買うかと、ローンを組んで何千万円もの消費をする。 月々の返済が何十年もつきまとうというやつ。 

時は流れ、令和2年。 こと住宅に関していうと、ローカルに行けば、空き家は後をたたないし、中にはただで譲ってくれたり、月々1万円以下の値段で一軒家が借りられてしまうような時代。 また「社会人」としての生き方もサラリーマンだけが全てという流れでもなくなってきたんじゃないかなぁと思います。 そこでこれからの若い世代に注目してほしいのが一次産業に関わる生き方。 一次産業と関わるというところがポイントで、その関わり方は多様であるべきなんですよね。

(写真は2年前のワヅカナジカン参加者、関東より参加)

一箇所で農家さんからのノウハウを教えてもらって、それを継ぐもよし、複数の拠点をもっていろんなエリアの農業に従事するものよし、あるいは農業×○○というように、農業と他の何かのジャンルの仕事を掛け持ちするもよし。 簡単ではないこのような生き方に対して、なにが問題かって、そこにたどり着くまでの導線がほぼ整備されてないってことかなぁと。 僕らの仕事はそこのギャップを埋めていくことなんですよね! そのためにアグリナジカンは存在しているんです。 

アグリナジカンの目指すべきところ

僕は、農家さんの季節労働を単体として見るのではなく、例えばあるエリアの中で数珠つなぎに一年間の季節労働をつなげる事ができたら、それは一つの生き方として、初めて農業の世界にチャレンジする人にも提案できるようになると考えています。

 えっ? どゆこと??

 例えば和歌山県を例にとってみると。 5-6月はみなべ町で梅の収穫などの仕事があり、7月は御坊で花の栽培の仕事があって10-12月は有田川町でみかんの収穫があって、1-2月は豆類などの栽培農家さんがいたり、3-4月はまた梅の産地に戻って剪定の仕事を手伝う、みたいなこと。 まだまだ時期や受け入れてもらう農家さんの調整などが必要ではありますが、 一つ一つのエリアの仕事を単発で短期バイトとして紹介するだけじゃなく、 一年間、農業のお仕事を手伝いながら生きるという具体的な提案ができるようになると、 それはもう立派な一つの生き方の選択肢になるんじゃないかなぁと思ってます。 まずは和歌山県内でそんな事ができないか、来春の始動を目指して頑張ってみよう! いつかこういうスタイルの生き方働き方そのものを大卒の新卒採用枠に入れてやろうと目論んでますので、皆さん引き続き応援よろしくお願いします! アグリナジカンとして目指すべきはそういうところなんです。 農業で働くを応援するというコンセプトのもとで、新しい生き方の提案ができれば最高ですね! なんか山下と絡んでみたいなぁって方、自分で言うのもなんですが、相当にフランクな感じなのでいつでも連絡くださいね!笑 

ではでは!!


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どこで働けばよいか悩んでいる方へ

アグリナジカンでは、農家さんと援農者をうまくマッチングするためのコーディネーターがいます。

コーディネーターは、各エリアの農家さんの人柄や農業のやり方、方針をよく知っています。そして、アグリワーカーさんの個性や性格、向き不向きなどを知った上で、農家さんを紹介するようにしています。

どの農家さんで働けばよいか、またはどのエリアで働けばよいか悩んでいる方は、まずざっくりとコーディネーターに相談してみてはどうでしょうか。あなたにあった農家さんを紹介してくれます。

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