代表探検記〜アグリナジカンのすべて〜

代表体験記

年度末恒例 2022年を振り返ってみた!

代表日記

こんにちは。山下丈太@アグリナジカンです。

さて、あっという間に4月を迎え、春の繁忙期もいよいよ始まろうとしていますね!おかげ様で2019年にこの会社を立ち上げたときから考えると想像できないくらいたくさんの農家さんと春の繁忙期を迎えられています。よいうことはつまりそれだけたくさんの人たちを農家さんにつなげるというミッションがあるわけで、まだまだ人が足りていません!

春の繁忙期についてはまた次回のブログで詳しく状況をお伝えできればと思っています。少しでも日本の農業のお仕事に興味ある方はぜひとも読んでほしいところです。

ひとまず今回は2022年の振り返りをさせてください。やっぱり年度を振り返ることって大切ですよね。次につながる一手を考える意味でも。


まずは全体を数字で振り返ってみよう!

2019年に会社を立ち上げて2020年の春から本格始動したわけですが、今年は昨年以上にたくさんの方を全国の農家さんにおつなぎすることができました!

具体的には全国15のエリア、69件の農家さんに147人のアグリワーカーさんをおつなぎできまして。そんな皆さんがアグリワーカーとして働いてくれた労働時間の合計は30386時間。私たちの事業はみなさんが働いてくれた労働時間に応じて一定の紹介料を農家さんからいただく形で事業がまわっているのでこうやってたくさんの方をたくさんの農家さんにおつなぎできることは事業としても喜ばしいことなのです。昨年の振り返りの際に目標としていたのは紹介料で700万円の収入をあげること。その目標までもう少し(紹介料売り上げは695万円でした。)というところまで来ています。ただ、がむしゃらに紹介料をあげることだけを考えるのではなく、あくまで「農業で働くを応援する」というコンセプトはぶれることなく、着実に力をつけていきたいなーと思っています。

と同時に、一部現地のコーディネーターさんにお任せしている部分もあるとはいえ、まだまだワンマンで事業を行っている感は否めません。今後、農家さんやワーカーさんの数が増えていけばいくほど、一人では抱えきれなくなることは目に見えてきているので、いよいよアグリナジカンも組織としてどのようにビルドアップしていくかを真剣に考えなければいけない局面に差し掛かってきたように思います。

経営上のことを考えると紹介料収入で1000万円あたりに到達すると、無理なく常駐のビジネスパートナーを迎えられるのかなーというイメージなので、そこに向けてどうやって事業を進めていくのか、2023年はそのあたりをしっかり考えていこうと思います。

リアリティを伝えることに忠実に、決して無理に人をつなげない、そういった思いは忘れずいきたい!


新規エリア 愛媛県八幡浜市と和歌山県有田市のみかん収穫

今年の冬は昨年と比べて大きく進化した点としてはみかん収穫の現場が増えたことです!愛媛県は八幡浜市の真穴ミカン、和歌山県有田市周辺地域の有田みかん。この2つの大産地とアグリナジカンは接点を持つことができました。これも人や場のつながりから生まれたもので本当に関係者の皆さんには感謝しかないのですが、これによって、これまで春から夏にかけての賑わい一辺倒だったアグリナジカンに、冬のみかんが大きく加わり、ここから少しずつこの輪を広げていけそうな予感を感じています。2021年までは和歌山県日高川町のみかん農家さん1件だったのが、有田市周辺と八幡浜市真穴地区で合計7件の農家さんのもとへ13人のワーカーさんをおつなぎすることができました。これは私たちにとっては大きな一歩です。2023年もこの調子で少しずつアグリナジカンとしても冬の一大イベント的な位置づけに成長させていきたいなーと思います!


アグリナジカン的 援農メッカになりつつあるみなべ町の梅収穫

そして明らかなる成長をみせているのが和歌山県みなべ町。2020年に事業を開始したころは3件の農家さんにのべ7名のワーカーさんからスタートしたわけですが、こつこつと人つなぎを積み重ねて、2022年はなんと30件の農家さんや梅加工業者さんに82人のワーカーさんをおつなぎすることができました!梅雨時期の雨でもひたすらに梅を収穫し続ける梅ワークが農業バイトの中でも何か異質な面白さを放っているようにも感じますし、おおらかな梅農家さんのなんと多いこと。もちろん仕事は大変ですが、収穫を終えたみんなが笑顔で仕事を終えていく姿を何度も目の当たりにして、この仕事やっててよかったなーと心から思えることがいっぱいありました。もちろん他の産地でもいえることなのですが、なんていうか、やっぱり現場との距離が近いことって本当に大切なんだと改めて、アグリナジカンの発展はそんな現場との距離感の近さをどのように維持していくかにあるんだと思います。地域コーディネーターの存在と価値が本当に大切な事業。そしてまだまだ会社として未熟な部分だということです。このあたりも2023年からの大きな課題だと思います!

今年は僕のふるさと和束町に専属のコーディネーターが誕生しました!まいちゃんのこれからの成長が和束町の援農の発展にもつながっていくのでしょう!でも彼女には彼女の生き方があるのであまりあおらず、ゆっくりとともに成長していきたいと思います!相変わらず悠長ですいません。


みなべクリッパーズの課題と進化

最後にみなべクリッパーズについてお伝えしたいと思います。梅の木剪定を手仕事に、冬の梅の仕事のひとつに育てていきたいという思いでみなべ町清川地区の梅農家さんたちと一緒に立ち上げたプロジェクトは3期目を迎えました。少しずつ認知度も増していき、今年で総勢10名の方にプレイヤーとなっていただき、実際に働いても得るまでに成長してきてくれて、まずはよかったという思いと、同時になにもかもが手探りという中で、いくつか問題点も浮上してきました。

賃金の問題だったり、初級と中級に明確な線引きはどのようにするか、そもそもこの寒い時期の住居をどのように快適にしていくかなど、課題は山積みです。ですがその中でも、今シーズンは参加してくれた方の忌憚なき意見なんかも聞かせてもラテt、早速農家さんと話し合い、給与面や仕組みのところですぐに修正できたあたりはよかったんではないかと思っています。毎年新しい人に来てもらうことは喜ばしいことであると同時に、剪定を学んでもらうための農家さんの労力もかかること。始めてきてくれた方がリピートできてくれて技術をあげていってもらうことこそが、剪定の労働市場の活性化につながっていきます。そのあたりの意識をしっかりともって今後も取り組んでいきたいなーと思います。

他にも振り替えればきりがないですが今日はこのあたりで。とにかくまだまだ発展途上なアグリナジカンですが、去年よりも今年、今年よりも来年という気持ちでこれからもひとつなぎに取り組んで聞くのでよろしくお願いしますね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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どこで働けばよいか悩んでいる方へ

アグリナジカンでは、農家さんと援農者をうまくマッチングするためのコーディネーターがいます。

コーディネーターは、各エリアの農家さんの人柄や農業のやり方、方針をよく知っています。そして、アグリワーカーさんの個性や性格、向き不向きなどを知った上で、農家さんを紹介するようにしています。

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