みなさんこんにちわ!
アグリナジカン代表の山下です。前回のブログで公募した新企画の件、正直申し上げますと、プロジェクト名の公募をしたんですが反響はありませんでした。残念。。ただ、正式な回答はないものの、素敵なネーミングができました。
っというのも、3年ほど前に、まだこのアグリナジカンという会社を立ち上げる前に、ワヅカナジカン援農プロジェクトを運営していて、そのころに実は京都でも同じように1年間京都内をぐるぐるとまわりながら、京都のいろんなエリアの農業を経験できたらいいねーなんて話していたころがあるんです。その時に集まっていたメンバーの中には面白い方々がたくさんいて、その中で「京都匠塾」代表の高橋さんが「SOCAYプロジェクトやな」っていうような感じで企画を打ち出してくれてたんですね。
残念ながらそのプロジェクトは実現まで至りませんでしたが、ここにきて自分が和歌山でやろうとしている事はまさにこれやなって思ったその瞬間にジャックさん(高橋さん)に電話し、この名前を使わせてくれってお願いしたところ、二つ返事でオッケー頂きました。というわけで、
来年の春より、「わかやまSOCAYプロジェクト」が始動します!!
わかやまSOCAYプロジェクトとは?
ひとことで言えば、和歌山県の農業やそれに深く関わることを仕事としながら、県内のエリアを1年間かけて、移動しながらめぐる、仕事付きの多拠点移住体験プログラムです。このブログを読んでくれている人の中には当然、農業や田舎暮らしに興味を持っている人たちがたくさんいると思います。でもよく考えてみてください。例えば農業を始めるにしたって自分にあっている作物はなにか?田舎暮らしってひとことで言っても、じゃあどこの田舎のコミュニティが自分に合っているのか、そんなもの行ってみないとわかりませんよね。でも現存する多くのプログラムや仕組みっていうのは、最初にひとつを選ばなければいけない。
そう、そこに足を踏み入れる前から、最初にひとつを選ばないといけない。
これが僕的にはしっくりこなくて、多様な時代とかいうのであれば、多様な経験の中から選択できる仕組みをつくらないといけないなーと思うわけです。
随分と前からこの構想はあって、京都府の和束町っていうお茶の一大産地があるんですが、300もの茶農家さんがいて、その繁忙期である5月からの3か月は町外からたくさんの若い人たちがお茶の収穫のお手伝いに来てくれる。その茶農家さんと若い世代とのつなぎ役をずっとやっていた頃から、何かが足りないなーと感じていました。新しい世界に飛びこもうとする人たちに、とりあえずの3か月だけのお茶の仕事だけを紹介するのではなく、もっと長期で、そう、1年間色々なエリアの色々な農家さんとのお仕事をつなぐことが出来れば、もっともっとたくさんの人たちに日本の農業や日本の田舎の魅力を知ってもらえるし体感してもらえる。そしてそれが日本のローカルを元気にすることにもつながる。そう思うんです。あれから数年たって、アグリナジカンという会社を立ち上げ、いよいよその構想、まずは和歌山で始められそうです!
これまでのアグリナジカンの活動の中で、少しずつではありますが、和歌山県下で色々な農家さんと知り合うことが出来て、それらを数珠つなぎにしていくことで、新しく農業にチャレンジしたいというひとたちが1年間、働きながら生きていくことが出来るプログラムを来年ラウンチします。
この数珠繋ぎを組み合わせていくというプロセスがなかなか大変ではありますが、これがしっかりと整理出来たら、農業へのチャレンジを考えている人にとってはプラスでしかないと思うのでここは気張ります!笑
梅の里みなべ町、日高川町や有田市、有田川町のみかん、古座川町平井のゆずや御坊市の花、紀の川市の桃や生姜、白浜町の葉物野菜、まあ数え上げればきりがありませんが、こうした県下の多様なエリアの農業をわかやまSOCAYプロジェクトはこれから網羅していく、そしてそれが若い世代の新しい生き方の一つとなる、そんな妄想を現実にすべく、これから一歩一歩進んでいけたらなーと思います。
少し前には和歌山大学へもこの企画の説明に行ってきました。キャリア担当の方からも好感触、卒業後の進路として紹介できるのではないかというありがたいお言葉も頂きましたのでますます励みになります。
近々で求人もリリース。Youtubeでも発信していきますのでどうぞフォローしてくださいね!
以上、今日は来年から始動する新プロジェクトについての告知をメインにお届けしました~。
今後ともアグリナジカンをどうぞよろしくお願い致します!