和歌山県
橋本市学文路

高野山麓の地で柿の生産に携わる!和歌山県橋本市学文路(かむろ)エリア

和歌山県の北東部に位置する橋本市は、北は和泉山脈を境にして大阪府と隣接し、南は世界遺産である紀伊山地・高野山を仰ぎ、東は奈良県五條市と隣接する、豊かな自然と歴史文化を併せ持つ地域です。古より、高野山の宿場町として栄えてきました。

大阪都心部へ電車で約40分、関西国際空港へも京奈和自動車道を通れば車で約1時間と、大変交通の便に優れています。

そんな橋本市は、柿の一大産地として全国的に有名です。9月~11月中旬まで、あらゆる品種をリレーして途切れることなく柿が出荷されます! また、一部地域においては葡萄や柑橘の栽培が行われたり、果樹以外にも稲作やゴボウの栽培が盛んな地域があったり、少し住宅地から離れれば昔ながらの田舎の風景が広がっていて、都会の喧騒から離れた場所でのんびりと暮らすことが出来ますよ。

橋本市の歴史

さてさて、橋本市はもともと柿の産地だったのかと思われますがそうではありません。かつて橋本市は、みかん等の柑橘類栽培が中心の地域でした。しかし全国的にみかんの生産量が増加したことや、価格が低迷した結果、みかんの栽培面積は大幅に減少していきました。さらに、改植事業などの後押しもあって柿の栽培面積は増加し、徐々に柿中心の栽培へと変わっていきました。そして現在では日本屈指の柿産地となり、柿は橋本市の地域農業を支える上で最も重要視される農作物となっています。


柿のお仕事は何をするの?

各援農期間にワーカーの皆さまにお手伝い頂きたい仕事は、以下の2つです。

  • 4月下旬~5月上旬 摘蕾作業
  • 9月中旬~11月上旬 収穫及び選果作業

摘蕾作業

柿の花が咲く前、蕾の形が見えてきた頃に行うのがこの摘蕾作業となります。たくさん付いている蕾の中から良いものだけを残し、その他の蕾はすべて落としていきます。こうすることで養分が浪費されることなく良いものだけに流れて、高品質な果実が収穫出来るようになります。摘蕾作業は終わるのが早ければ早いほど養分の浪費が抑えられて良いので、短期決戦の作業となるのですが、人手不足やその年の天候の影響により思うようにはいかないのが現状。一人でも多くのワーカーさんをお待ちしています!

収穫及び選果作業

カゴを持って収穫し、満杯になったら選果する場所まで運んで頂く作業です。手の届く場所にある柿ももちろんありますが、基本的に身長よりも高いところにありますので、脚立を使ったり、場合によっては木に登ったりする作業となります。選果作業は、収穫された柿を選り分ける作業となります。分けるだけと思われがちな作業ですが、これが結構難しい・・・。選果場の基準で選り分けるのですが判断に悩む柿も多々あって、慣れていないと中々作業が進みません。選果後は直接選果場に運び込まれることになるので、農家さんの売り上げに直結する作業となりますが、そこは熟練の農家さんたちが優しく教えてくれるので心配しないで下さいね。

アグリワーカーの皆さんには、橋本市の特産品である柿の管理作業(摘蕾など)及び収穫のお手伝いを地元農家の方々と一緒にして頂きたいと考えています。作業は決して楽なものばかりではありませんが、地元農家さんも親切な方ばかりですし、数は限られますが農家民泊のご用意も行っておりますので、安心してお越し下さい。橋本市で一緒に頑張りましょう!


気になる!橋本市での宿泊は?

橋本市学文路地区にある農家民泊「MINKA809」を、ワーカーさんの住まいとしてご用意しております。中は古民家を改装した素敵な空間で、少し高台に立地しているため庭から眺める橋本市の風景は絶景です!近くにはかむろ大師が建立されており、そこから見える夕景は「和歌山県朝日夕陽百選」にも選ばれているほど。橋本市が一望出来て本当に綺麗ですよ。

広い庭ではバーベキューも出来る設備が整っていて、シェアハウスの皆さんと一緒にお食事するのも良いですね!

(庭からは橋本市の街を一望できますよ!)

【シェアハウスの詳細】

  • アグリワーカー賃料は無料
  • 家主の指定する共済保険の加入は必須(2,880円/2カ月)
  • 最大4名までの相部屋形式(一部屋2名)
  • 寝具、家電などは一通り準備しております。
  • 駐車スペースあり
  • 海高野線学文路駅まで徒歩15分程度


周辺のおすすめ情報

くにぎ広場

民泊施設から最も近くにある直売所です。周辺の農家さんたちを中心に運営されており、新鮮な農産物が日々出荷されています。こちらも紀の川フルーツライン沿いの高台にあるので、見晴らし抜群!土日の良く晴れた日には、遠方からツーリングに来られる人も! また、橋本市西畑地区で栽培される「はたごんぼ」が販売されるのもこの直売所です。「はたごんぼ」は、標高552mの国城山中腹に位置する西畑地区で栽培されるごぼうのことで、通常のごぼうと比べると圧倒的に太く、その直径は5~6cmにもなるものも!それでいて、柔らかい触感で香りが強いのが特徴です。出荷される時期は例年11月頃からと限られてしまいますが、橋本市に来られる際は、是非一度お買い求めください。


隠れ谷池

 橋本市は、国の伝統的工芸品の指定を受けた「紀州へら竿」の産地として有名です。紀の川フルーツラインを登ってすぐの橋本市清水にあるこの「隠れ谷池」では、へらぶな釣りの体験が出来ます。貸竿もあって初心者でも気軽に楽しむことが出来ますよ!お休みの日には、へらぶな釣りをしてリフレッシュするのも良いですね!

ここに載せたものはごく一部で、その他にも橋本市には、まだまだ楽しめる場所がたくさんあります。橋本市に来られた際には、是非色んなところを見て回って下さいね。


最後に…

ここまで読んでいただきありがとうございます。橋本市に行ってみたい、橋本市で働いてみたい、そう少しでも思って頂けたなら、是非一度求人情報をチェックしてみて下さい。歴史ある環境のもとで紀の川の流れに癒されつつ、農家さんの温かさに触れながら、橋本市で一緒に働いてみませんか?

皆さまにお会いできることを楽しみにしています!



橋本市学文路の農繁期

9月~11月 3月~5月
秋は柿の収穫に関わるお仕事/春は柿の摘蕾など

橋本市学文路のコーディネーター

山下丈太(やましたじょうた)

株式会社アグリナジカン 代表。これまでに和束町でワヅカナジカン援農プロジェクトを主宰し、そのノウハウを生かして新たな農業求人のかたちをつくるべく、全国にその仕組みを展開しようと同会社を立ち上げる。また地域コーディネーターを兼務しており、和束町やみなべ町の他、複数エリアを担当している。

どこで働けばよいか悩んでいる方へ

アグリナジカンでは、農家さんと援農者をうまくマッチングするためのコーディネーターがいます。

コーディネーターは、各エリアの農家さんの人柄や農業のやり方、方針をよく知っています。そして、アグリワーカーさんの個性や性格、向き不向きなどを知った上で、農家さんを紹介するようにしています。

どの農家さんで働けばよいか、またはどのエリアで働けばよいか悩んでいる方は、まずざっくりとコーディネーターに相談してみてはどうでしょうか。あなたにあった農家さんを紹介してくれます。

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